ある日突然足の親指のつけ根が激痛に見舞われる。この発作が起こるとたちまち赤く腫れてしまい、ほんの少し動いたり、近くを車が通りすぎる音さえも足に響き、新たな激痛を覚えてしまう。まさに、字のごとく「風が当たっただけでも痛い」病気が痛風...らしい。
私のお友達も数人...います。
歴史を調べてみたら、日本で初めて痛風患者の報告があったのは、約100年前...らしい。
そんな最近なの?西洋では古くからよく知られた病気らしいのですが...
さて、普通男性の病気といわれる痛風。
痛風は、血液中の尿酸濃度の高い状態が長く続いた後に、体内にたまった尿酸が原因で関節炎が起こったり、腎臓が侵されたりする病気なのですが、痛風の主たる原因である尿酸の血液中の濃度は、「尿酸値」や「血清尿酸値」と記入されています。
指標としてこの値が7.0 mg/dl以上では異常で、高尿酸血症と呼ばれます。
痛風に関した医学研究が発表される学会の日本プリン・ピリミジン代謝学会でも7.0 mg/dl以上を高尿酸血症としています。
よく血液検査結果の報告用紙には正常値とか標準値などが書かれているのですが、普通の健康診断では尿酸値についてあまり記載されていません。
ということでやはり調べた結果、尿酸値の場合、男性で3.8~7.5 mg/dl、女性で2.4~5.8 mg/dlの範囲を超えるといけないと言われています。(あくまで参考程度だそうです)
さて、尿酸値が高くなる原因として
1)遺伝的な要因
2)食生活の問題
3)飲酒の問題
4)ストレス
5)他の病気の影響
6)薬の影響
とありますが、平成よっぱらい研究所としては、
2)食生活の問題
3)飲酒の問題
を主眼に(笑)したいと思います。
痛風の患者の60%は肥満、アルコールが代謝されるときに尿酸値が上がる。
これをキーワードに今後少しづつ書きたいと思います。