平日にもかかわらず、浅草にある緑泉寺の「暗闇ごはん」に参加してきました。
緑泉寺さんが出しているメールマガジン彼岸寺を購読しているんですが、何回かお知らせが来てその度に申し込みをしてたんですがその度に定員に達しましたのかなしいお返事が。。。
今回はたまたまメールを確認したら、たまたま届いたばかりのメールマガジンが。そっこうで申し込みました。
夕方仕事場をちょっと早く出て浅草まで。
お金を払って、目隠しを受け取ります。(参加費3000円)
まずはお座敷に通され、時間になると、数名ずつ二階に呼ばれます。
呼ばれると2Fでアイマスクを付け、係の人に手を引かれ席まで案内されます。
前室を通り、食事の部屋まで通されますが、どんな部屋なのか?どの位置に座っているのか?周りにいる人はどんな人なのか?まーーーーーーーーーーったくわかりません。
連れと2人での参加なのですが、2人は離されて座らされたようです(ていうか、離されてましたね)
暗闇に慣れるためと周りの人との最初のコミュニュケーションとして「暗闇じゃんけん」をします。
向いに座ってる人とじゃんけんで勝負をするのですが。。。見えないのにじゃんけんとは。。。まぁ方法は考えればわかるのですが。。。。
右手でじゃんけん、左手で相手の右手の探して何を出してるかを判断します。
その後お互いに簡単な自己紹介をしてから食事開始です。
真っ暗な中お椀が?お皿?が1品ずつ運ばれます。
その1品が全員に行き渡るとお箸を持って食事開始です。
最初の難関はお椀を持つところから、さてドコだ?と。
次は箸を探して、さてドコだ?と。
お椀に箸を。。。。お椀の中の食べ物をツンツンしたり、お椀に口をつけて口まで運んだりと。
みんなが食べ終わると次の1品が運ばれ。。。。。これを数回繰り返します。
お茶も料理も火傷しないようにちょっと冷ましてあります。
お椀を近づけた時の香りや、食感、味。。。。五感を総動員して(あ、視覚はないのか)ご飯を食べるという大変な作業を繰り返します。
以外と最初の感じが大切で食べてみて「あぁこれだ!」と感じる時と、感じない時のもうなんなんだこの食べ物は?というギャップが大きいです。
そんな判らない時の曲者が他の参加者の感想で「お芋っぽいね」という声が聞こえるともう「芋」以外には感じなくなります。
なにが出たかはネタバレになるので書けませんが、お坊さんの作る料理には感動をいたしました。
薄味ですが旨みのある料理、「暗闇でごはんを食べるという体験以上」に3000円という価格はお値打ちと思えました。
ネタばれしない程度の画像を公開